テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)で、地元の期待を一身に受ける第14シードの
JW・ツォンガ(フランス)が、四大大会初優勝を狙う第5シード
錦織圭(日本)との準々決勝に向けて闘志を燃やしている。
今回がツアー通算6度目の対戦となり、対戦成績は1勝4敗と錦織にリードされており、ツォンガにとってこの試合はリベンジマッチとなる。
両者の直近の対戦は、昨年10月に行われたBNPパリバ・マスターズで、その時ツォンガはフルセットの末に敗れている。ツォンガが唯一勝利したのは2013年の上海マスターズのみ。
4回戦で第4シードの好調
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を破って勝ち上がったツォンガは、対戦する錦織について「過去の対戦では負け越しているけど、僕にとってはリベンジのチャンスだ。ベストを尽くして準決勝を目指すよ。」と打倒錦織戦に向けてコメント。
今大会の4回戦で
T・ガバシュビリ(ロシア)に勝利したことにより、日本男子で1933年以来82年ぶりベスト8入りの快挙を達成した錦織は、ツォンガについて「サービスが良いですし、フォアと攻撃的なプレーが彼の持ち味。彼の打つボールはとても重いですし、逆クロスなんかも角度もつけてくるので、それに注意します。」と警戒している。
両者の試合は、大会10日目の6月2日を予定している。
(コメントはWOWOWから抜粋)【錦織圭 全仏オープン戦歴】
<2014年>
・1回戦 敗退
M・クリザン(スロバキア) 6-7 (4-7), 1-6, 2-6
<2013年>
・1回戦 勝利
J・レヴィン(アメリカ) 6-3, 6-2, 6-0
・2回戦 勝利
G・ゼミヤ(スロベニア) 6-1, 5-7, 6-1, 6-4
・3回戦 勝利
B・ペール(フランス) 6-3, 6-7 (3-7), 6-4, 6-1
・4回戦 敗退
R・ナダル(スペイン) 4-6, 1-6, 3-6
<2011年>
・1回戦 勝利
ルー・イェンスン(台湾) 6-1, 6-3, 6-4
・2回戦 敗退
S・スタコフスキ(ウクライナ) 1-6, 6-3, 3-6, 6-7 (3-7)
<2010年>
・1回戦 勝利
S・ヒラルド(コロンビア) 2-6, 4-6, 7-6 (7-3), 6-2, 6-4
・2回戦 敗退
N・ジョコビッチ(セルビア) 1-6, 4-6, 4-6
<2008年>
・予選1回戦 勝利 J・M・アラングレン(アルゼンチン) 1-6, 6-3, 6-2
・予選2回戦 敗退
S・グロイル(ドイツ) 2-6, 5-7
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