テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は1日、男子シングルス4回戦が行われ、第3シードの
A・マレー(英国)がノーシードの地元
J・シャーディ(フランス)を6-4, 3-6, 6-3, 6-2で下して2年連続の準々決勝進出、さらに連勝記録を14に伸ばした。
両者は今回が8度目の対戦となり、マレーはシャーディとの対戦成績を7勝1敗と、さらにリードを広げた。
この試合、マレーは試合を通して49本ものウィナーを決められるも、凡ミスを56本も犯したシャーディの隙をつき、7度のブレークに成功。トータルポイントではシャーディの110に対し、勝負所でポイントを決めたマレーがそれを上回る123だった。
準々決勝でマレーは、第7シードの
D・フェレール(スペイン)と対戦する。
今季マレーは全豪オープンで準優勝を果たしており、クレーシーズンに入ってからはBMWオープンで自身初となるクレーコートでのタイトルを獲得。
その後マドリッド・マスターズの決勝で
R・ナダル(スペイン)を下して今季2勝目をあげ、ローマ・マスターズは
D・ゴファン(ベルギー)との3回戦を前に疲労を理由に棄権した。
過去同大会では2011・2014年にベスト4進出を果たしているが、いずれもナダルに敗れて決勝進出を逃している。
しかし、今季のクレーでは1敗もしていないマレーは、今大会には自信を持って臨んできており、自身も「クレーコートでは過去最高のプレーをしている。」と好調をアピール。
一方、敗れた地元選手シャーディは、今大会の2回戦で第16シードの
J・イズナー(アメリカ)、3回戦で第17シードのゴファンとシード勢を破る活躍で4回戦に駒を進めるも、好調マレーに敗れて快進撃はここでストップした。
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