テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)、四大大会初優勝を狙う第5シードの
錦織圭(日本)と
B・ベッカー(ドイツ)の男子シングルス3回戦が大会6日目の29日に行われる予定だったが、ベッカーは右肩の怪我により棄権を申し入れた。これにより、錦織は思わぬ形で2年ぶりのベスト16進出となった。
錦織は自身のフェイスブックで「ベンジャミン(ベッカー)の負傷を聞いて、非常に残念。彼の早い回復を願っています。」と、綴っている。
33歳のベッカーは、2回戦で第32シードの
F・ベルダスコ(スペイン)を6-4, 0-6, 1-6, 7-5, 10-8の大接戦の末に下して、錦織との3回戦へ駒を進めていた。
大会初のベスト8進出をかけて錦織は、4回戦で
L・ロソル(チェコ共和国)と
T・ガバシュビリ(ロシア)の勝者と対戦する。
今大会、錦織は1回戦で
P・H・マチュー(フランス)、2回戦で
T・ベルッチ(ブラジル)にいずれもストレートで勝利して3回戦へ進出していた。
>>全仏オープン男子ドロー表<<
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