テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は大会3日目の26日、男子シングルス1回戦が予定されており、今大会最大の注目を集める大会初優勝を狙う第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と過去9度の優勝を誇る第6シードの
R・ナダル(スペイン)が登場する。
>>全仏オープン関連商品はコチラ<<26日のセンター・スタジアムであるコート・フィリップ・シャトリエの第2試合にナダルが登場するスケジュール。ナダルは、主催者推薦で出場の現在世界ランク296位Q・アリーと対戦する。18歳のアリーはグランドスラム初の舞台。
その試合の次に予定されているのがジョコビッチで、世界ランク87位で33歳のベテランの
J・ニエミネン(フィンランド)と顔を合わせる。
今大会の男子シングルスドローが発表されてから話題にあがっているのは、ジョコビッチとナダルが順当に勝ち上がると、準々決勝で対戦してしまうという事。これは今季クレーシーズンに入っても、なかなか調子が上がらないナダルがこの10年間で最低のランキングへ下げてしまったために起きてしまった。
両者はこれまでの3年間で2度の全仏オープン決勝戦で対戦している。
ジョコビッチは「そこまで行くには、4試合に勝たなければならない。それは彼(ナダル)も同じこと。」と、ナダル戦については考えていないと語っていた。
今大会の初戦を迎えるまでジョコビッチは22試合連続勝利を飾るなど、好調なシーズンを送っている。
対するナダルは全仏オープンで、ここまで35連勝中で、通算でも66勝1敗というかけ離れた成績を残している。
「試合は何が起こるかわからないと語る時は、本当に何が起こるかわからないと思っているんだ。もちろんそれは、試合へ向けての自信がないという意味ではない。しっかり準備が出来ていると思わなければならないんだ。そして、この大会は大好きな大会だからね。」とナダルは、現在の心境を述べていた。
ナダルの1回戦はコート・フィリップ・シャトリエの第2試合に予定されており、ジョコビッチは第3試合に予定されている。
>>全仏オープン男子ドロー表<<
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