テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は24日、女子シングルス1回戦が行われ、
P・ツェトコフサ(チェコ共和国)を6-3, 6-2のストレートで下して大会初勝利をあげた世界ランク112位の
土居美咲(日本)が、試合後に喜びを語った。
「嬉しいです。すごく緊張して、立ち上がりは少し自分の中ではあまり良くなかったんですけど、徐々にリズムを掴めてきて、危なげなく試合を進めることが出来ました。」
この試合、土居美咲は8本のダブルフォルトと32本の凡ミスを犯すツェトコフサの隙をつき、4度のブレークに成功して大会初の2回戦進出を決めた。
土居美咲は2回戦で、
Y・シュウェドワ(カザフスタン)を逆転で破った第7シードの
A・イバノビッチ(セルビア)と対戦する。元世界ランク1位のイバノビッチは2008年の全仏オープン覇者である。
2回戦に向けて「トップ選手ですし、ここは自分の力がどれだけ通用するかを試す機会でもあるので、しっかりと勝ちを目指して頑張りたいと思います。」と、土居美咲。
今大会の前週に行われたニュルンベルガー・カップに、土居美咲は予選を勝ち抜き本戦へ。本戦ではシード選手を破るなどでベスト8進出を果たして、全仏オープンに臨んでいる。
その他の日本勢では
奈良くるみ(日本)も初戦突破を決めた。男子では第5シードの
錦織圭(日本)が2年ぶりの2回戦進出を果たし、
伊藤竜馬(日本)、予選を勝ち抜いた
西岡良仁(日本)、
ダニエル太郎(日本)が本戦に出場。
添田豪(日本)は1回戦で敗れた。
(コメントはWOWOWから抜粋)>>全仏オープンドロー表<<
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