女子テニスツアーのニュルンベルガー・カップ(ドイツ/ニュルンベルク、レッドクレー、賞金総額250,000ユーロ、優勝賞金34,677ユーロ)は19日、シングルス2回戦が行われ、予選から快進撃を続けている
土居美咲(日本)が
S・チャン(中国)を1-6, 6-3, 6-1の逆転で下し、ベスト8進出を決めた。
両者は今回が3度目の対戦となり、土居美咲はチャンとの対戦成績を1勝2敗とした。
この試合、第1セットで土居美咲はチャンのサービスゲームで9ポイントしか奪えず、チャンに3度ブレークを許してしまい、このセットを落としてしまう。
後がなくなった土居美咲は、第1セットではセカンドサービスが入った時のポイント獲得率が28パーセントと低かったが、第2セットでは58パーセントまで上げ、2度のブレークに成功して第2セットを奪い返す。
勝敗のかかる第3セットでは、土居美咲がファーストサービスが入った確率を76パーセントとし、1度ブレークを許すも4度ブレークして1時間52分で逆転勝利をおさめた。
準々決勝で土居美咲は、第2シードの
A・ケルバー(ドイツ)と
K・クーカロバ(チェコ共和国)の勝者と対戦する。
今大会の予選からの土居美咲。予選決勝では
Y・ベイゲルジメール(ウクライナ)との3時間近くの大接戦を制して、本戦入りを果たしている。
また、今大会の本戦には第7シードとして
奈良くるみ(日本)が出場しており、1回戦で世界ランク76位の
P・エルコグ(スロベニア)を下し、初戦突破を決めている。
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