テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は24日、男子シングルス1回戦が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が
A・ファリャ(コロンビア)を6-3, 6-3, 6-4のストレートで下し、6年ぶりのタイトル獲得に向けて好発進した。
この試合、フェデラーは自身のサービスゲームで、8本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った58本のうち45本をポイントに繋げて、ファリャに1度もブレークを許さなかった。
さらに16度のブレークチャンスから4度のブレークに成功したフェデラーは、危なげなく2回戦へ駒を進めた。
今年、6年ぶりのタイトル獲得を狙うフェデラーは2回戦で、
M・グラノジェルス(スペイン)と
M・バッヒンガー(ドイツ)の勝者と対戦する。
フェデラーからすると、ファリャは危険な相手の1人。なぜなら、5年前のウィンブルドン1回戦で、2セットダウンに追い込まれたからだ。その時はフェデラーが大逆転勝利をおさめている。
両者は今回の対戦が通算8度目の対戦で、フェデラーはファリャとの対戦成績を8勝0敗とした。
今年、フェデラーはブリスベン・ドバイ・イスタンブールの3大会で優勝を飾るも、マドリッド・マスターズでは初戦で
N・キリオス(オーストラリア)に大接戦の末に敗れた。直近のローマ・マスターズは、決勝で世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)にストレートで敗れている。
グランドスラム最多17度の優勝を誇るフェデラーが、四大大会でタイトルを獲得したのは2012年のウィンブルドンが最後。昨年はウィンブルドンで決勝進出するも、ジョコビッチにフルセットの末に敗れ準優勝となった。
全仏オープンでは、
R・ナダル(スペイン)が唯一敗れた2009年に優勝しており、その時は
R・ソダーリン(スウェーデン)を決勝で下している。
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