24日から開幕するテニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)の男子ドローが22日に発表され、第5シードの
錦織圭(日本)と第2シードの
R・フェデラー(スイス)らがボトムハーフに入った。錦織とフェデラーが勝ち上がった場合、準決勝で通算6度目の対戦となる。
上位勢が順当に勝ち上がった場合、錦織は3回戦で第32シードの
F・ベルダスコ(スペイン)、4回戦で第11シードの
F・ロペス(スペイン)、準々決勝で第4シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦する可能性が高い。過去、この3選手に錦織は勝利している。
一方、フェデラーは1回戦で
A・ファリャ(コロンビア)と対戦する。上位勢が勝ち進んだ場合、3回戦で第25シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)、4回戦で第13シードで地元勢の
G・モンフィス(フランス)、準々決勝で第8シードの同胞
S・ワウリンカ(スイス)と対戦する可能性がある。
3回戦で可能性のあるカルロビッチは200キロを超えるビッグサービスの持つ。昨年の全仏オープン1回戦で
G・ディミトロフ(ブルガリア)をストレートで下している。
もし、錦織とフェデラーが準決勝で対戦となると、通算6度目の顔合わせ。過去の対戦成績は錦織から見て2勝3敗。両者はグランドスラムでの対戦はなく、昨年の全米オープンでフェデラーが決勝進出をしていた場合、錦織との決勝戦となっていた。
また、その他の日本勢も錦織と同じボトムハーフの上半分に固まった。
添田豪(日本)は第22シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)、
伊藤竜馬(日本)は第28シードの
F・フォニュイーニ(イタリア)、予選を勝ち抜いた
西岡良仁(日本)は第4シードのベルディヒ、
ダニエル太郎(日本)は第32シードのベルダスコのシード勢との対戦となった。
今大会の上位シード勢は、第1シードに
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードにフェデラー、第3シードに
A・マレー(英国)、第4シードにベルディヒ、第5シードに錦織、第6シードに
R・ナダル(スペイン)、第7シードに
D・フェレール(スペイン)、第8シードにS・ワウリンカとなっている。
【錦織圭 vs ロジャー・フェデラー 過去の対戦成績】
<2014年>
・ATPツアー・ファイナル ラウンドロビン 錦織 3-6, 2-6 フェデラー
<2014年>
・ゲリー・ウェバー・オープン準決勝 錦織 3-6, 6-7 (4-7) フェデラー
<2014年>
・マイアミ・オープン準々決勝 錦織 3-6, 7-5, 6-4 フェデラー
<2013年>
・ムチュア・マドリッド・オープン男子 錦織 6-4, 1-6, 6-2 フェデラー
<2011年>
・スイス・インドア決勝 錦織 1-6, 3-6 フェデラー
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