男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は13日、男子シングルス2回戦が行われ、第3シードの
A・マレー(英国)が
J・シャーディ(フランス)を6-4, 6-3で下して初戦突破し、3回戦進出を決めた。
両者は今回が7度目の対戦となり、今回マレーが勝利したことによって対戦成績を6勝1敗とした。
この試合、第1セットから主導権は終始マレーが握っていたが、節々で疲れが垣間見えた。
第1セット、両者サービスキープから始まる静かな立ち上がり。マレーは連戦続きのため、ラリー終了後に膝へ手を置き、下を向いて息を整えるなど疲れが見える場面もあったが、シャーディにブレークを許すことなく、自身は第7ゲームでブレークに成功し、ゲームカウント6-4で第1セットを先取。
第2セットもマレーはペースを崩すことなく、第5ゲーム、2度目のブレークチャンスで前に出たシャーディの横を抜くショットを決めてブレークに成功。最後はシャーディのストロークミスでブレークし、1時間24分で勝利して3回戦へ駒を進めた。
マレーは先日行われたBMWオープンでクレー初タイトルを獲得し、更に10日まで行われていたムチュア・マドリッド・オープン男子準決勝で
錦織圭(日本)を下し、決勝で大会3連覇を狙っていたクレー王者
R・ナダル(スペイン)を撃破して優勝を果たしている。
《マレー ナダル下し7年ぶりV》勝利したマレーは、3回戦で第13シードの
JW・ツォンガ(フランス)と
D・ゴファン(ベルギー)の勝者と対戦する。
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