男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は12日、男子シングルス2回戦が行われ、第8シードの
S・ワウリンカ(スイス)が
J・モナコ(アルゼンチン)を4-6, 6-3, 6-2の逆転で下し、3回戦進出を決めた。
両者は今回が4度目の対戦となり、ワウリンカはモナコとの対戦成績を4勝0敗とした。
この試合、第1セットはワウリンカが2度のブレークに成功するも、モナコにそれを上回る3度のブレークを許して落とす。続く第2セットでも、ワウリンカはモナコに序盤ブレークされてゲームカウント1-3とリードされる。しかし、ここから巻き返したワウリンカが第2セットを奪い返す。
ファイナルセットでは、ワウリンカがサービスの調子を上げ、モナコに1度ブレークチャンスを与えるもしのぎ、自身は2度のブレークに成功して2時間12分で逆転勝利をおさめた。
3回戦でワウリンカは、第12シードの
G・シモン(フランス)と
D・ティエム(オーストリア)の勝者と対戦する。
過去同大会でワウリンカは、2008年に決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れるも準優勝を飾っており、昨年は3回戦で
T・ハース(ドイツ)に敗れてベスト8進出を逃した。
先日行われたBNPパリバ・オープン男子では初戦敗退を喫し、その後マイアミ・オープン男子とモンテカルロ・ロレックス・マスターズ、さらにムチュア・マドリッド・オープン男子では3回戦敗退と最近は不調が続いている。
《ワウリンカ まさかの初戦敗退》今回もモナコにリードを許していたワウリンカだが、逆転で3回戦進出を決めた。
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