男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は12日、男子シングルス1回戦が行われ、第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)は
G・ガルシア=ロペス(スペイン)に4-6, 3-6のストレートで敗れ、初戦で姿を消すこととなった。
両者は今回が3度目の対戦となり、チリッチとガルシア=ロペスの対戦成績は1勝2敗とチリッチが負け越した。
この試合、チリッチは試合を通して7度のダブルフォルトを犯し、ガルシア=ロペスに3度のブレークを許して1時間44分で敗れた。
チリッチは試合中、フラストレーションが溜まりラケットを何度も地面に叩きつけ、ラケットを折る場面も見られた。
過去同大会でチリッチは、2011年に準々決勝で
R・ナダル(スペイン)に敗れるもベスト8進出を果たしており、その時の成績が同大会での最高成績となっている。昨年は2回戦で
J・メルツァー(オーストリア)に敗れて3回戦進出を逃した。
今季は1、2月の大会を昨年末から右肩の怪我により大会を欠場していたが、3月に行われたBNPパリバ・オープン男子で復帰を果たす。
その後モンテカルロ・ロレックス・マスターズでベスト8入りを決めるが、バルセロナ・オープン・バンコ・サバデルは初戦敗退、ムチュア・マドリッド・オープン男子では2回戦敗退と思い通りの成績を残せていない。
今回も1回戦でガルシア=ロペスに敗れ、2回戦進出を前に姿を消した。
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