女子テニスツアーのWTAプレミア大会であるBNLイタリア国際女子(イタリア/ローマ、レッドクレー、賞金総額2,183,600ユーロ/優勝賞金400,250ユーロ)は9日、女子シングルス予選が行われ、世界ランク55位の
奈良くるみ(日本)が世界ランク80位の
D・ガブリロワ(ロシア)に2-6, 2-6で敗れ、2年連続の本選進出とはならなかった。
両者は今回3度目の対戦となり、奈良が敗れたことによって対戦成績は1勝2敗となった。
この試合第1セット、奈良は4度のブレークチャンスから2度のブレークに成功するも、ガブリロワに9度のブレークチャンスから4度のブレークを許し、第1セットを落とす。
世界ランク80位のガブリロワは現在21歳の新星。直近では、3月に行われたマイアミ・オープン女子2回戦で
M・シャラポワ(ロシア)をストレートで下す金星をあげ、3回戦では奈良と対戦し、ガブリロワがストレートで破って4回戦に進出している。
《波乱 シャラポワが初戦敗退》好調のガブリロワを止めることが出来なかった奈良は、第2セットに入ってからもその勢いに押され、1度もブレークチャンスを掴むことが出来ず、ガブリロワに3度のブレークチャンスから2度のブレークを許して1時間3分で敗れ、2年連続の本選出場とはならなかった。
勝利したガブリロワは、世界ランク69位の
S・ソレル=エスピノーサ(スペイン)と対戦する。
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