女子テニスツアーのWTAプレミア大会であるムチュア・マドリッド・オープン女子(スペイン/マドリッド、レッドクレー、賞金総額4,185,405ユーロ/優勝賞金799,450ユーロ)は3日、シングルス1回戦が行われ、第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)は世界ランク35位の
M・ブレングル(アメリカ)に6-0, 6-1のストレートで圧倒し、2回戦進出を決めた。
両者は今回が初の対戦となる。
第1セット、ウィリアムズはファーストサービスの確率が45パーセントと低く、ブレングルに3度のブレークチャンスを与えるも全て凌ぎ、自身は3度のブレークチャンスを全てものにし、ブレングルにわずか11ポイントしか与えずに第1セットを先取する。
第2セット、ウィリアムズはファーストサービスが入った時に73パーセントの確率でポイントを獲得してブレングルにブレークを許さず、3度のブレークに成功してわずか55分で快勝し、初戦から女王である力の差を見せつけた。
勝利したウィリアムズは、2回戦で
S・スティーブンス(アメリカ)と対戦する。
昨年同大会でウィリアムズは、3回戦の
C・スアレス・ナバロ(スペイン)との対戦で勝利して通算650勝を達成し、WTA史上11人目の快挙を成し遂げ、大会3連覇とツアー通算60勝がかかった大会でもあったが、左太ももの負傷により棄権を申し入れ、準々決勝敗退となっていた。
《ウィリアムズ 2014年マドリッド・オープン》今回は昨年の無念を晴らすべく、タイトル奪還に向けて前進した。
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