女子テニスツアーのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルド、クレー、賞金総額731,000ドル/優勝賞金100,000ユーロ)は25日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク5位で第4シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)が世界ランク3位で第2シードの
S・ハレプ(ルーマニア)を接戦の末に7-5, 5-7, 6-2のフルセットで下し、大会4年ぶりの決勝進出を決めた。
両者は今回が4度目の対戦で、今回ウォズニアキが勝利したことで対戦成績を2勝2敗とした。
この試合第1セット、ウォズニアキはハレプに5度のブレークチャンスを与えるがそれを全て凌ぎ、自身は3度のブレークチャンスから1度のブレークに成功。またファーストサービスが入った時のポイント獲得率を80パーセントと高い確率で獲得し、7-5で第1セットを先取する。
第2セットでは、ハレプが7度のブレークチャンスから3度のブレークに成功。ウォズニアキも5度のブレークチャンスから2度のブレークに成功するも、ハレプに第2セットを取られ、勝敗はファイナルセットに持ち越される。
ファイナルセット、ウォズニアキは3度のブレークチャンスを全てものにし、試合を通して6度のサービスエースを決め、試合時間2時間58分という接戦を勝ち取り、決勝進出を決めた。
ウォズニアキは、今大会第2回戦で第1シードの
M・シャラポワ(ロシア)をストレートで下した、世界ランク14位の
A・ケルバー(ドイツ)と決勝で対戦する。
両者は10度目の対戦となり、ウォズニアキが4勝5敗と負け越している。
ウォズニアキは2012年の同大会2回戦でケルバーと対戦し、その時はストレートでケルバーに敗れており、両者の過去の対戦で唯一サーフェスがクレーの対戦だった。
直近では、2014年のW&Sマスターズ女子第3回戦で対決し、ウォズニアキが勝利して準決勝まで進んでいる。
■関連ニュース■
・ウォズニアキ 今季初、23度目V・V4狙うシャラポワ 初戦敗退・ハレプ4強 世界2位に返り咲き
■最新ニュース■
・21歳 キャリア2勝目に王手・錦織 連覇かけ世界66位と対決・モンフィス 今季初V逃す
■最新動画■
・次世代のテニス界を担うラオニチを特集・錦織が自身初で大会初の3連覇達成