男子テニスツアーのATPワールド・ツアー500大会であるバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、クレー、賞金総額2,265,235ユーロ/優勝賞金457,550ユーロ)は23日、シングルス3回戦が行われ、第1シードの
錦織圭(日本)が第15シードの
S・ヒラルド(コロンビア)に6-2, 6-1で勝利し、ベスト8進出を決めた。
錦織とヒラルドは今回が8度目の対戦となり、錦織はヒラルドとの対戦成績を7勝1敗とした。
直近の対戦は昨年の同大会決勝で、その時は錦織がヒラルドを圧倒しクレー大会初優勝を果たしている。
《錦織圭、大会初優勝、今季2勝目》第1セット、錦織は第1ゲームから4ゲーム連取していたが、第5ゲームでデュースが続いた末にヒラルドに決められてブレークを許してしまう。
続く第6ゲーム、錦織はヒラルドにラブゲームでサービスキープされるが、その後は相手の流れを止めて第7・8ゲームと連取して第1セットを先取する。
第2セットで、錦織は第2・4ゲームでブレークに成功。
特に危ない場面もなく、圧倒的な力の差を見せつけ、最後は3度目のマッチポイントをものにして、6-1で錦織が勝利し、ベスト8進出を決めた。
第1セットでは、ゲームカウントのみを見れば錦織が圧倒的に見えるが、ゲームの中身を見てみると、両者共に接戦の場面がいくつもあったが、第2セットではディフェンディング・チャンピオンの意地を見せた。
準々決勝で錦織は、第7シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と第10シードの
P・クエバス(ウルグアイ)の勝者と対戦する。
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