男子テニスツアーのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、クレー、賞金総額2,265,235ユーロ/優勝賞金457,550ユーロ)は22日、シングルス2回戦が行われ、第16シードの
N・キリオス(オーストラリア)は主催者推薦枠で出場の19歳E・イメール(スウェーデン)に6-2, 5-7, 6-7 (7-9)の逆転を許し、同世代対決をものに出来なかった。
共に19歳の両者は、今回が初めての対戦となった。
この試合、キリオスは試合を通してファーストサービスが入った時に73パーセントの確率でポイントを獲得。第1セットで2度ブレークに成功して先取するも第2セットを落とし、第3セットのタイブレークをものに出来ず、逆転を許して2時間26分で敗れることとなった。
世界ランク41位のキリオスは、今年の全豪オープン準決勝で
A・マレー(英国)に敗れるも、
A・セッピ(イタリア)に2セットダウンから大逆転をおさめて大会初のベスト8入りを決めた。
《キリオス 大逆転勝利で初8強》しかし、全豪オープン後に出場したBNPパリバ・オープンの3回戦では、
G・ディミトロフ(ブルガリア)との試合中に足首を捻り、その怪我からツアーを少し離れていた。
《19歳キリオス 怪我で大会欠場》今回はその怪我から復帰するも、初戦となったイメールとの同世代対決を接戦の末にものに出来ず、姿を消すこととなった。
一方、勝利した19歳のイメールは、今年の全豪オープンに予選を勝ち上がり本戦入りを果たした。本戦では1回戦で
添田豪(日本)と対戦し、惜しくも敗れはしたものの勢いあるプレーで大接戦を演じた。
《添田 応援が「本当に力強かった」》3回戦でイメールは、第3シードの
D・フェレール(スペイン)と対戦する。
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