男子テニスツアーのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、クレー、賞金総額2,265,235ユーロ/優勝賞金457,550ユーロ)は22日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が同胞
N・アルマグロ(スペイン)を6-3, 6-1のストレートで下し、3回戦進出を決めた。
ナダルは第1セット、サービスゲームで4ポイントしか落とさずアルマグロにブレークチャンスを与えることなくキープし、第7ゲームと第10ゲームでブレークに成功。第10ゲームは4度目のセットポイントで、最後はアルマグロのダブルフォルトによるブレークだった。
第2セット、ナダルがサービスの第1ゲームで0-40とされ、1度はしのぐも先にブレークを許す。しかしナダルは第2ゲーム、ラブゲームでブレークバックに成功すると、その後アルマグロに7度のブレークチャンスを与えるも全てしのぎ6ゲーム連取し1時間39分で勝利した。
試合前ナダルはアルマグロを「厄介」な相手、「常に偉大で危険なライバル」と警戒していたが、先日行われたモンテカルロ・ロレックス・マスターズで調子を戻してきているナダルが圧倒した。
両者は13度目の対戦となり、ナダルはアルマグロに12勝1敗とした。
ナダルがアルマグロに唯一敗れたのは昨年の同大会準々決勝で、4連覇9度目の優勝を狙うナダルを阻み大会連勝記録を41で止めた。
《ナダルvsアルマグロ バルセロナ・オープン2014年》アルマグロは元世界ランク9位、昨年の5月頃に左足の怪我のため全仏オープン1回戦で棄権して以降大会出場が無く、今年から復帰するも現在世界ランキング123位と大きく落としている。
昨年のリベンジを果たしたナダルは2年ぶり9度目の優勝に向け、3回戦で第13シードの
F・フォニュイーニ(イタリア)と予選勝ち上がりの
A・ルブレフ(ロシア)(ロシア)の勝者と対戦する。
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