男子テニスのマスターズ大会、モンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は15日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
R・ナダル(スペイン)が主催者推薦で出場の
L・プイユ(フランス)6-2, 6-1のストレートで下し、9度目の優勝に向け3回戦進出を決めた。
この試合、ナダルは第1セット第6ゲーム、プイユの3連続エラーからブレークチャンスが訪れると2度目のチャンスでフォアのダウンザラインをプイユは返すことができず、先にブレークに成功。
第8ゲームでもブレークに成功し第1セットを先取すると、第2セットもナダルの勢いは止まらず、第4ゲームでブレークに成功すると5ゲーム連取、最後はフォアハンドのダウンザラインを決め、1時間8分で完勝した。
試合を終え、カメラのレンズにサインする時のナダルには、好調さを思わせるような笑顔を見せていた。
ナダルには持ち前のフットワークがよみがえり、プイユにブレークチャンスを与えること無く、13度のウィナーに対しエラーはわずか5度、プイユは先に攻める気持ちからかミスを強いられ31度のエラーを犯した。
両者は初対戦で勝利したナダルは3回戦で
V・トロイキ(セルビア)と第15シードの
J・イズナー(アメリカ)の勝者と対戦する。
今季未だ1度の優勝のナダルは得意のクレーシーズンで完全復活、同大会2005・2006・2007・2008・2009・2010・2011・2012年で8連覇を達成して以来、3年ぶり9度目の優勝を狙う。
また、ナダルは今大会から黒塗りにオレンジのバボラのラインが入ったラケットを使用している。
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