男子テニスのマスターズ大会、モンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は17日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
R・ナダル(スペイン)が第5シードの
D・フェレール(スペイン)を6-4, 5-7, 6-2のフルセットで下し、2年ぶりベスト4進出し、昨年同大会準々決勝のリベンジを果たした。
《ナダルvsフェレール モンテカルロ・マスターズ2014年》この試合、ナダルは第1セット2度のブレークに成功し、終盤で1度のブレークを許すが第1セットを先取する。
第2セット第1ゲーム、ナダルはいきなり0-40とブレークチャンスが訪れ、2度目のチャンスでフェレールこの試合3度の目ダブルフォルトからブレークに成功し、ここから3ゲーム連取する。しかし第4ゲームでフェレールにブレークバックを許す。
第7ゲームを終え、フェレールは左足のまめが潰れメディカルタイムアウトを要求し、治療してその後の試合に臨んだ。
両者サービスキープが続き、ナダルのサービング・フォー・ザ・マッチの第10ゲームではフェレールに先に攻められ2度目のブレークを許し終盤で追いつかれる。
第11ゲームでナダルにブレークのチャンスは無く、第12ゲームはダブルフォルトから始まり、フェレールにポイント先行を許し、フェレールにセットポイントが訪れると1度は回り込んでフォアハンドの逆クロスを決めてしのぐも、2度目のセットポイントでフェレールのパッシングショットをボレーで返すがネットとなり、ファイナルセットに突入する。
ファイナルセットに入りナダルは第1ゲーム、15-40の場面でナダルは1度のチャンスでブレークに成功する。
ナダルは第4ゲーム以降のサービスゲームで全て0-30とフェレールにリードを許すがキープを続け、第7ゲームで2度目のブレークに成功し2時間44分で勝利した。
両者は29度目の対戦で、ナダルはフェレールに23勝6敗とした。
ナダルは同大会2005・2006・2007・2008・2009・2010・2011・2012年で8連覇を達成して以来、3年ぶり9度目の優勝を狙う。
ナダルは9度目の優勝に向け準決勝で、第8シードの
M・チリッチ(クロアチア)を6-0, 6-3で下した第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
ナダルとジョコビッチは43度目の対戦でこれまでの対戦成績はナダルが23勝19敗と勝ち越しており、最後に対戦したのは昨年の全仏オープン決勝で、ナダルが逆転で下し5連覇最多9度目の優勝を果たしている。
《ナダル 2014年全仏オープン優勝》
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