男子テニスのマスターズ大会、マイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は28日、シングルス2回戦が行われ、第11シードの
JW・ツォンガ(フランス)が
T・スミチェク(アメリカ)を6-4, 3-6, 6-3のフルセットで下し、3回戦進出を決めたと共に、今季初勝利をあげた。
ツォンガは昨年末に行われたデビスカップ決勝の前から右腕を痛めており、今年は全豪オープンなど欠場していた。
ツォンガの復帰戦となったこの試合、ツォンガは1度のチャンスからブレークを許し第2セットを落とすも、試合通じて11度のサービスエースを決め2度のブレークに成功する。
ファイナルセットの第4ゲーム、ツォンガにブレークチャンスが訪れると、スミチェクはツォンガのバックハンドにボールを集め、浅くなったところでネットに詰めバックボレーを決めようとするがツォンガが追いつき、フォアハンドのカウンターショットを決めブレークに成功し、この1ブレークを守り1時間50分で勝利した。
両者は初対戦となり、勝利したツォンガは3回戦で
F・クライノビッチ(セルビア)を3-6, 6-2, 7-6 (7-4)で下した第17シードの
G・モンフィス(フランス)との同胞対決となった。
ツォンガは昨年の同大会で
A・マレー(英国)に敗れ4回戦敗退、これまでの最高成績は2009、2010、2012年のベスト8が最高としている。
ツォンガがモンフィスに勝利した場合、4回戦で第8シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、準々決勝で第2シードの
R・ナダル(スペイン)らと対戦する可能性がある。
■関連記事■ ・ツォンガ デ杯以来の大会出場・デ杯 フランスの敗因は監督か・ツォンガ フェデラー撃破で今季初V
■最新記事■ ・奈良 くるみ 好調21歳に敗れる・世界7位ブシャール 初戦敗退・錦織 3回戦は復帰の元12位
■関連動画■ ・錦織と激戦を繰り広げたラオニチ・ツォンガが復調!