第37回全国選抜高校テニス大会(福岡・博多の森テニス競技場/砂入り人工芝)は25日に男女団体の準々決勝・準決勝が行われ、男子が相生学院(兵庫)と四日市工(三重)、女子は沖縄尚学(沖縄)と京都外大西(京都)が26日に行われる決勝への切符を手にした。
男子準決勝はシードを守ってきた3校と、シード校の東京学館浦安(千葉)を3-2で下して勝ち上がった岡山理大付(岡山)の4校が登場。
シード対決となった相生学院と大分舞鶴の一戦は相生が3-2で競り勝つ。東京学館浦安に満身創痍の状態で勝ってきた岡山理大付は、ここまで1敗も許さずに2回戦・3回戦・準々決勝を勝ち上がってきた四日市工の前に敗れている。
女子準決勝は、京都外大西がシード校の強豪仁愛女(福井)に3-0で勝利。一方、シード校の沖縄尚学は、2回戦でシード校の山村学園(埼玉)、3回戦で浦和学院(埼玉)を3-2で下して勝ち上がった白鵬女(神奈川)に3-0で勝利した野田学園(山口)を3-1で退けての決勝進出となった。
団体戦はダブルス2本、シングルス3本の計5試合のうち3勝をした高校が勝ち上がる方式となっており、1・2回戦は1セットマッチ、3回戦以降は3セットマッチで行われる。
26日には、男女団体決勝と団体戦の閉会式が予定されている。
団体準々決勝、準決勝の結果は以下の通り。
【男子団体】
準決勝
〇相生学院(兵庫) vs. ●大分舞鶴(大分), 3-2
〇四日市工(三重) vs. ●岡山理大付(岡山), 3-0
準々決勝
〇相生学院(兵庫) vs. ●柳川(福岡), 3-0
●松商学園(長野) vs. 〇大分舞鶴(大分), 2-3
〇四日市工(三重) vs. ●京都外大西(京都), 3-0
〇岡山理大付(岡山) vs. ●東京学館浦安(千葉), 3-2
【女子団体】
準決勝
〇京都外大西(京都) vs. ●仁愛女(福井), 3-0
〇沖縄尚学(沖縄) vs. ●野田学園(山口), 3-1
準々決勝
〇仁愛女(福井) vs. ●秀明八千代(千葉), 3-2
〇京都外大西(京都) vs. ●城南学園(大阪), 3-1
〇沖縄尚学(沖縄) vs. ●相生学院(兵庫), 3-1
〇野田学園(山口) vs. ●白鵬女(神奈川), 3-0
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