第37回全国選抜高校テニス大会(福岡・博多の森テニス競技場/砂入り人工芝)は23日に男子団体2回戦が行われ、昨年優勝校の強豪柳川(福岡)ら16校が3回戦へ進出した。
九州大会で大分舞鶴(大分)に敗れて地区2位で出場の柳川(福岡)は県岐阜商(岐阜)にシングルス1の安上が堀に4-6で敗れ1敗を喫するも残る試合を全て制して4-1で勝利。3回戦では共愛学園(群馬)と対戦する。
また、この2回戦からはシードの相生学院(兵庫)、大分舞鶴(大分)、四日市工(三重)、東京学館浦安(千葉)の4校が登場、相生が昨年準優勝の東海大菅生(東京)にダブルス2で1敗を許すも4-1で勝利、他3校はいずれも5-0で3回戦へ駒を進めた。
また1回戦で名古屋(愛知)を破って勝ち上がった秀明八千代(千葉)は名経大市邨(愛知)と対戦。エース対決は秀明の奈良部が先行する展開になるも市邨の藪が7-5で逆転勝ちを収め、3-2で名経大市邨に軍配が上がる。
京都外大西(京都)と、鳳凰(鹿児島)の対戦は、シングルス1・ダブルス1を鳳凰が取るも、京都外大西が残る3試合を奪い3-2で3回戦進出を決めた。
団体戦は26日まで開催され、ダブルス2本、シングルス3本の計5試合のうち3勝をした高校が勝ち上がる方式となっており、1・2回戦は1セットマッチ、24日から始まる3回戦からは3セットマッチで行われる。
また24日からは敗退したチームの1番手による個人戦(シングルス)が開始される。
男子団体2回戦の結果は以下の通り
〇相生学院(兵庫) vs. ●東海大菅生(東京), 4-1
●四日市(三重) vs. 〇清風(大阪), 0-5
〇柳川(福岡) vs. ●県岐阜商(岐阜), 4-1
●岩手(岩手) vs. 〇共愛学園(群馬), 0-5
〇松商学園(長野) vs. ●山口(山口), 5-0
●大成(東京) vs. 〇関西(岡山), 2-3
〇城南(徳島) vs. ●足利工大学付(栃木),4-1
〇大分舞鶴(大分) vs. ●太田(群馬), 5-0
〇四日市工(三重) vs. ●徳島市立(徳島), 5-0
●龍谷(佐賀) vs. 〇新田(愛媛), 2-3
〇名経大市邨(愛知) vs. ●秀明八千代(千葉), 3-2
〇京都外大西(京都) vs. ●鳳凰(鹿児島), 3-2
●札幌藻岩(北海道) vs. 〇法政二(神奈川), 0-5
〇岡山理大付(岡山) vs. ●履正社(大阪), 5-0
●光泉(滋賀) vs. 〇海星(長崎), 2-3
〇東京学館浦安(千葉) vs. ●折尾愛真(福岡), 5-0
▼柳川に2勝目もたらした山尾
▼四日市工は完勝(画像は大谷/藤井組)
▼名経大市邨のエース藪が貴重な1勝
▼秀明八千代の奈良部は逆転許す
▼鳳凰はエース井上が先勝も、2回戦敗退
▼男子団体ドロー表
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