男子テニスのマスターズ大会、BNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は18日、シングルス4回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第18シードの
J・イズナー(アメリカ)を6-4, 7-6 (7-5)のストレートで下し、順当にベスト8進出を決めた。
両者は今回が8度目の対戦となり、ジョコビッチはイズナーとの対戦成績を6勝2敗とした。
イズナーのサービスゲームから始まったこの試合、第1セットの第7ゲームで先にブレークに成功したジョコビッチが、イズナーにブレークチャンスを与えることなく第1セットを先取。
第2セットでは、第4ゲームでイズナーに2度のブレークチャンスを与えたジョコビッチだが、それをしのいで両者はタイブレークへ。センターにサービスエースを決めてマッチポイントを迎えたジョコビッチが、最後イズナーのフォアハンドがアウトして勝利した。
イズナーはジョコビッチ相手に得意のサービスで攻め、ラリー戦でも積極的に角度あるショットを放つも、凡ミスを連発して敗れることとなった。
準々決勝でジョコビッチは、第32シードの
B・トミック(オーストラリア)と対戦する。
過去同大会でジョコビッチは、2008・2011・2014年と3度優勝を飾っており、昨年は決勝で
R・フェデラー(スイス)を下してのタイトル獲得となった。
《昨年同大会の記事はこちら》今シーズンは全豪オープンで優勝を果たしており、先日行われたドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子では決勝でフェデラーに敗れて準優勝に終わった。
また、同日行われたシングルス4回戦では、第6シードの
M・ラオニチ(カナダ)が第17シードの
T・ロブレド(スペイン)を6-3, 6-2のストレート、第9シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)が第27シードの
L・ロソル(チェコ共和国)を6-2, 4-6, 6-4のフルセットの末に下し、それぞれベスト8進出を決めている。
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