男子テニスのマスターズ大会、BNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は15日、シングルス2回戦が行われ、第11シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が19歳の
N・キリオス(オーストラリア)を7-6 (7-2), 3-6, 7-6 (7-4)のフルセットの末に下し、3回戦進出を決めた。
この試合、ディミトロフは16本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時に82パーセントと高い確率でポイントを獲得し、2時間10分で勝利をものにした。キリオスはラリーの途中で転倒し、足を痛める場面もあった。
3回戦でディミトロフは、
A・ゴルベフ(カザフスタン)を6-4, 6-7 (5-7), 6-4のフルセットの末に下した第17シードの
T・ロブレド(スペイン)と対戦する。
過去同大会でディミトロフは、2013年と2014年の3回戦進出が最高成績となっており、2013年は
N・ジョコビッチ(セルビア)に、2014年は
E・ガルビス(ラトビア)にそれぞれ3回戦で敗れて4回戦進出を逃した。
今年の全豪オープン4回戦敗退後は、ABNアムロ 世界テニス・トーナメント、アビエルト・メキシコ・テルセル男子の2大会に出場するも、共に2回戦敗退となっている。
《ディミトロフ 169位に敗れる》一方、敗れた19歳の新鋭キリオスは、今回がマスターズ大会2度目の出場となり、前回出場した昨年8月に行われたロジャーズ・カップで
S・ヒラルド(コロンビア)を下して2回戦に進むも、
A・マレー(英国)に完敗。今回はマスターズ初の3回戦進出を狙うも、惜しくもフルセットの末に敗れることとなった。
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