男子テニスツアーのメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード、賞金総額659,070ドル、優勝賞金106,565ドル)は13日、男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク41位の
S・クエリー(アメリカ)が同胞で第3シードの
J・イズナー(アメリカ)を7-6 (7-3), 7-6 (7-2)と2度のタイブレークを制し、第1シードの
錦織圭(日本)との準決勝に駒を進めた。
クエリーとイズナーは今回が4度目の対戦となり、クエリーはイズナーとの対戦成績を3勝1敗とした。
この試合、サービスを武器とする両者は第1・第2セット共にタイブレークにもつれるも、クエリーが2度のタイブレークをものにしてベスト4進出となった。
今大会で自身初の3連覇を狙う第1シードの錦織圭は、準決勝で勝利したクエリーと対戦することが決まった。
両者は過去に5度対戦しており、対戦成績は錦織から2勝3敗と負け越している。
初対戦となったのは2008年のデルレイビーチ国際で、その時は錦織が勝利するもその後対戦した3試合ではクエリーがすべて勝利。錦織は3連敗しており、苦手とされていた。
直近の対戦は昨年7月に行われたシティ・オープン男子で、その時は錦織が2008年の初対戦以来、約6年ぶりに勝利をおさめた。
《錦織 リベンジ成功6年ぶり勝利》今大会で錦織は、同日に行われたシングルス準々決勝で予選勝ち上がりの
A・クライチェック(アメリカ)に苦戦を強いられるも逆転で勝利し、自身初の大会3連覇まであと2勝とした。
《錦織 156位に苦戦するも4強》錦織とクエリーの準決勝は、日本時間2月15日10時(現地時間2月14日19時)以降に開始する予定で、スタジアムの第3試合に組まれている。
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