男子テニスツアーのメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード、賞金総額659,070ドル、優勝賞金106,565ドル)は11日、男子シングルス2回戦が行われ、自身初の3連覇を狙う第1シードの
錦織圭(日本)が予選勝ち上がりの
R・ハリソン(アメリカ)を3-6, 6-3, 6-4の逆転で下し、3年連続ベスト8入りを決め、大会3連覇に1歩前進した。
《逆転勝利の錦織 3年連続8強》試合後に錦織は「第3セットはタフなゲームでした。ですが、第1ゲームでブレークに成功したことがメンタル的に楽になりました。」と振り返った。
「彼(ハリソン)は良いレベルのプレーをしていました。」とコメントし、続けて「第1セットは試合に対する準備が出来ていなかったが、第2セットは少しずつ調子が良くなっていき、より積極的にプレーが出来ました。」と話した。
また「彼のディフェンスは素晴らしいので、それに上手く対応しなければならなかった。」とコメントした。
錦織のネットプレー、ハリソンを左右に揺さぶる積極的な攻撃は世界ランク5位であることを見せ付けた。
準々決勝で錦織は、第5シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)を7-6 (7-4), 4-6, 6-4で下した予選勝者の
A・クライチェック(アメリカ)と対戦する。
錦織とクライチェックは今回が初対戦となる。
24歳のクライチェックは、現在世界ランク156位で利き腕は左利き。ツアー本戦出場は昨年7月に行われたキャンベル殿堂テニス選手権となり、その時は予選を勝ち進むが
J・イズナー(アメリカ)に敗れ2回戦敗退している。
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