男子テニスツアーのABNアムロ 世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、ハード、賞金総額1,600,855ユーロ、優勝賞金358,540ユーロ)は10日、シングルス1回戦が行われ、第2シードの
M・ラオニチ(カナダ)が予選勝ち上がりの
A・クズネツォフ(ロシア)を6-7 (5-7), 6-1, 7-5の逆転で下し、2回戦進出を決めた。
両者は今回が初めての対戦となった。
この試合、ラオニチは19本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時に89パーセントと高い確率でポイントを獲得した。第1セットはタイブレークの末に落としたラオニチだったが、第2セットで2度、第3セットでは1度ブレークに成功し、1時間54分で逆転勝利をおさめた。
2回戦でラオニチは、
S・ボレッリ(イタリア)と対戦する。
先日行われた全豪オープンでラオニチは、準々決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れて初の4強入りを逃すも、4回戦で
F・ロペス(スペイン)に勝利して大会初のベスト8進出を決めた。
さらに今季初めに行われたブリスベン国際男子では、準決勝で
錦織圭(日本)を下して決勝進出を決め、決勝では
R・フェデラー(スイス)に敗れるも準優勝を飾った。
《世界2位フェデラーが今季初V》同大会には今回が初出場となる。
また、同日行われたシングルス1回戦では、第8シードの
G・シモン(フランス)が
J・ソウサ(ポルトガル)を5-7, 6-3, 6-2の逆転で下し、
V・ポスピシル(カナダ)が
P・コールシュライバー(ドイツ)を6-4, 6-2のストレートで勝利してそれぞれ2回戦進出を決めている。
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