テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル)は24日、男子シングルス3回戦が行われ、前回覇者で第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)が
J・ニエミネン(フィンランド)を6-4, 6-2, 6-4のストレートで下し、同大会3年連続のベスト16入りを決めた。
両者は過去に2度対戦しており、今回が3度目の対戦。ワウリンカはニエミネンとの対戦成績を2勝1敗とした。
この試合、ワウリンカは試合を通して9本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時に90パーセントと高い確率でポイントを獲得。第2・第3セットで1度ずつブレークを許したワウリンカだが、試合を通して6度のブレークに成功して1時間48分で勝利をおさめた。
4回戦でワウリンカは、
V・ポスピシル(カナダ)を6-2, 6-4, 6-4のストレートで下した
G・ガルシア=ロペス(スペイン)と対戦する。
世界ランク4位のワウリンカは、昨年同大会で
N・ジョコビッチ(セルビア)、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)らを下して初の決勝進出を決め、決勝では
R・ナダル(スペイン)に初めて勝利してグランドスラム初のタイトル獲得を果たした。
《初優勝ワウリンカ「夢が叶った」》ワウリンカは今大会1回戦で
M・イルハン(トルコ)、2回戦で予選勝ち上がりのM・コピル(ルーマニア)、3回戦でニエミネンを下して今回4回戦進出となった。
4回戦でワウリンカがガルシア=ロペス、第5シードの
錦織圭(日本)が第9シードの
D・フェレール(スペイン)に勝利した場合、ワウリンカは錦織と準々決勝で対戦する可能性がある。
両者は2014年の全米オープン準々決勝でも対戦しており、その時は錦織がフルセットの末に勝利しており、今大会で対戦が実現するとワウリンカにとって全米オープンのリベンジマッチとなる。
《初4強の錦織「言葉が出てこない」》一方、敗れたニエミネンは、今大会1回戦で
A・ゴルベフ(カザフスタン)、2回戦で予選勝ち上がりの
M・バッヒンガー(ドイツ)を下して3回戦に駒を進めるも、昨年覇者のワウリンカに敗れることとなった。
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