- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

昨年全豪覇者リー 妊娠を発表

昨年の全豪オープン女子シングルス覇者で、9月に突然の引退を表明したN・リー(中国)は、今年の同大会初日にロッド・レーバー・アリーナに姿を見せると、第1子を妊娠中であることを公にしていた。そんな彼女だが、将来子供に自分がプロテニス選手だった事を伝えるつもりはないと語っていた。

もちろんそれは、自身のテニス人生を後悔している訳ではないし、もし昔に戻れても何も変えるつもりはないと言う。ここまでの自身の人生を“完璧”と言い表していた。

現在32歳のリーは、引退を決意するのはかなりの難しい決断だったと振り返っていた。それでも実は引退についてはそれまでも長い間考えていた事で、今ではその決断を心地よくも思っていると語る。

「もし次の人生があるとするなら、またテニス選手を選ぶでしょう。引退を決断し、テニスから去ることは本当に辛い事でした。でも今は、現在している事を続けて、家族のための生活をしなければと感じているのです。」とリーは、20日に詰め掛けたレポーター達に語った。

大会初日の19日に、センターコートであるロッド・レーバー・アリーナへ再び姿を見せたリーだったが、それは大会での連覇をするためではなく、彼女と彼女のご主人であるジアン・シャン氏がこの夏にも第1子を授かる事を報告するためであった。

その後に彼女は自身の公式フェースブックにメッセージをアップしていた。それには、オーストラリアのファンと特別な繋がりがあると感じているそのアリーナで、妊娠の報告をしたかったと自身の気持ちを綴っていた。

彼女が最初にブレークしたのも2011年のそのアリーナだった。アジア人選手として初めてグランドスラムの決勝の舞台に立ったのだ。そして試合後のインタビューでは、主人であり当時のコーチであるジアン・シャン氏と自身のやりとりを皮肉めいた漫才のように語った事から更に人気を高めた場所でもあった。

4度目の膝の手術の直後に引退を決断したリーは、そんなユーモア溢れるキャラクターから、レポーターに引退した事で良い面もあると加えていた。

「少なくとも今は、今年の目標を答えずに済むようになりました。よりリラックスしているし、もうストレスを感じなくても良くなったのです。今の自分は以前より数倍幸せだと感じています。」

リーは引退した後はずっと忙しい日々を送っていた。シャン氏と一緒に中国国内を飛び回り、自身のテニスアカデミーを設立する計画を立てていた。彼女は誰の力も借りずに、テニスと言うスポーツの人気を中国全土で爆発させたのだった。

女子プロテニスツアーを運営するWTAはリーの事を、アジアそしてテニスにおいての先駆者と表している。リーは中国人として初めてWTAツアー優勝を飾り、世界ランクでも初めてトップ20入りを果たし、アジア出身の選手として初めてグランドスラム優勝を果たしたのだ。彼女は昨年引退する前に自己最高位となる世界ランク2位を記録していた。

だが今のリーに取って、一番に考える事は家族の事となるだろう。

「私達の新しい生活は数ヵ月前に始まったばかりなのです。まだつわりもあります。」と今の気持ちを語っていた。そして赤ちゃんが男の子か女の子かまだ分からないとしながらも「女の子が良いですね。」と思いを伝えていた。

そしてテニスを教えるかとの問いには、もし教えて欲しいと言われたらそうすると返答していた。「自分がテニス選手だったとは言わないようにするつもりです。それはとても簡単な事。ただただ子供の健康と幸せを望んでいるからだけなのです。」と中国語訛りの英語で答えていた。

「テニスは仕事でした。子供の仕事ではないのです。誰にだって人格がありますから。」と自分の子供にテニスを強いる事はないと明言していた。そしてご主人がオムツを替えてくれる事はないだろうとしながらも、それは全く構わないとも加えていた。

続けて彼女は「夢は主婦になることでした。」と語り、それは妊娠する前から言っていた事だと説明していた。そして妊娠した今、指を鳴らしながら「そう、今のようにね。」と幸せそうに語っていた。


■関連ニュース■ 
・リー 感動の引退セレモニー
・引退のリー「必ず終わりがある」
・リーが3度目の正直で初優勝


■最新ニュース■ 
・錦織 「世界5位の気負いはない」
・ナダル 新ラケットで全豪臨む
・敗退のクルム伊達 涙の会見


■最新動画■ 
・錦織 圭vsフェレール【ツアー最終戦】
・ジョコビッチvsワウリンカ【ツアー最終戦】
(2015年1月21日10時35分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

5月14日

大坂なおみ撃破の23歳、珍記録で4強 (18時10分)

ダニエル太郎 7連敗、苦闘続く (16時54分)

大ベテラン2名、全仏OP出場決定 (15時52分)

【告知】アルカラスvsドレイパー (15時04分)

勝利目前で試合中断のハプニング (14時06分)

18歳 レーバー杯初参戦 (11時27分)

負傷の西岡良仁「良くなってきてる」 (10時13分)

連覇狙うズべレフ 盤石の8強入り (9時24分)

世界1位シナー リベンジ果たし8強 (8時28分)

18歳 北原結乃ら 初戦突破 (7時02分)

5月13日

現役10人目 全マスターズで8強 (22時06分)

内島萌夏 逆転勝ちで初戦突破 (20時29分)

ジョコとマレー、コーチ関係終了 (19時07分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsサワンカエウ (18時00分)

19歳 ストレート勝ちで16強 (16時13分)

トゥロター 今季クレー初白星 (14時53分)

「WTA1000」15連勝で8強 (11時32分)

世界7位 思わぬ形で16強「残念」 (10時00分)

シナー 相手転倒も対応に称賛の嵐 (8時24分)

5月12日

伊藤あおい 3年半ぶりクレーは黒星 (23時32分)

【1ポイント速報】伊藤あおいvsカルタル (22時53分)

大坂なおみ撃破、死闘制し嘔吐 (22時14分)

大坂なおみ 死闘の末に8強ならず (20時52分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsスターンズ (18時03分)

日本 初戦はイギリスに決定 (17時54分)

大坂なおみ 次戦の相手スターンズとは (17時11分)

今季最長の死闘で世界10位撃破 (16時07分)

アルカラス 初の16強「大変だった」 (9時58分)

昨年王者ズべレフ 5年連続16強 (8時54分)

5月11日

世界1位 逆転勝ちで16強 (23時16分)

試合後に口論も「それも試合の一部」 (22時10分)

柴原瑛菜 第1シードに屈し準V (20時23分)

坂詰姫野 16歳に屈し準優勝 (17時16分)

激闘の末敗れ今季6度目の初戦敗退 (16時14分)

準V→2回戦敗退で世界ランク急落 (9時14分)

3年ぶり 世界4位以下に陥落 (8時13分)

小堀桃子/清水綾乃ペア 2週連続V (6時39分)

世界1位シナー 出場停止から復帰し白星 (5時52分)

大坂なおみ 逆転勝ちで2年連続16強 (3時30分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsブズコバ (0時51分)

【動画】転倒したデ・ヨングに駆け寄るシナー (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!