男子テニスのエキシビション大会であるクーヨン・クラシック(オーストラリア/クーヨン、ハード)は16日、シングルス3位決定戦が行われ、
錦織圭(日本)と
R・ガスケ(フランス)の試合は第1セット、6-7 (4-7)で錦織が落とした。
ガスケのサービスで始まったこの試合、錦織は第2ゲームでいきなり0-40とピンチが訪れるがしのぎキープに成功する。
ストローク戦を強いられ、自身のサービスゲームでも簡単にポイントを取ることができない錦織は、第6ゲームでも6度目のデュースの末にキープすることができた。
錦織は第8ゲームをラブゲームでサービスキープすると、第9ゲームではガスケがラブゲームでキープに成功する。
第10ゲーム、ガスケにセットポイントを握られながらもここをしのぐと、錦織は第12ゲームでもガスケにポイントを先行され15-40とする。サービスエースとファーストサービスを決めデュースとするとストローク戦を制し、キープに成功しタイブレークに突入する。
タイブレークに入り、錦織は2ポイント目で回り込んだフォアハンドをネットにかけミニブレークを許すと3ポイント目ではバックハンドが風に流れアウトとなりガスケにリードを許す。5ポイント目で1ポイント返すも、7ポイント目ではスマッシュのチャンスボールを太陽の陰で空振りをするという珍しいミスをし、最後は11ポイント目で錦織のバックハンドがジャストアウトとなり第1セットを落とした。
両者はこれまで5度対戦しており、錦織はガスケに1度も勝利した事が無い。
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