男子テニスツアーのブリスベン国際男子(オーストラリア/ブリスベン、ハード、賞金総額494,310ドル/優勝賞金8万ドル)は7日、ダブルス準々決勝が行われ、
錦織圭(日本)/
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)組が
C・グシオネ(オーストラリア)/
L・ヒューイット(オーストラリア)組を6-2, 7-5のストレートで下し、ベスト4進出を決めた。
グシオネ/ ヒューイット組のサービスゲームからスタートした第1セット、第3ゲームでブレークに成功した錦織/ ドルゴポロフ組が、第7ゲームでもこの試合2度目のブレークに成功。ネット前に出てきたグシオネ/ ヒューイット組の間を抜くショットや、再度を抜くショットを披露。このセットをゲームカウント6-2で先取する。
続く第2セットでは、錦織/ ドルゴポロフ組が第2ゲームでブレークを許し、ゲームカウント0-3とリードされる。その後は、第7ゲームで2度ブレークチャンスがあったが活かせず、ゲームカウント3-5とされる。
しかし、第9ゲームで錦織/ ドルゴポロフ組がブレークに成功して勢いをつけ、ここから4ゲーム連取してベスト4進出を決めた。
準決勝で錦織/ ドルゴポロフ組は、第3シードの
R・リンドステッド(スウェーデン)/
M・マトコウスキー(ポーランド)組と主催者推薦枠で出場の
G・ディミトロフ(ブルガリア)/
T・コキナキス(オーストラリア)組の勝者と対戦する。
錦織/ ドルゴポロフ組は、今回初めてペアを組んで出場し、1回戦で第2シードの
R・ボパンナ(インド)/
D・ネスター(カナダ)組を破り、準々決勝進出を決めた。錦織にとって今季初となったこの試合を勝利で飾った。
《ダブルス1回戦の記事はこちら》また、今大会のシングルスに錦織は第2シードとして出場しており、同日行われたシングルス2回戦で
S・ジョンソン(アメリカ)を下して3年連続ベスト8進出を果たした。
ペアのドルゴポロフは、今大会のシングルスに第7シードとして出場。シングルス2回戦で
M・クリザン(スロバキア)に6-1, 6-7 (6-8), 6-7 (7-9)の接戦の末に敗れ、8強入りを逃した。
一方、敗れたグシオネ/ ヒューイット組のヒューイットは、昨年同大会のシングルス準決勝で錦織を下し、決勝では
R・フェデラー(スイス)を破って大会3度目のタイトルを獲得した。今回はシングルス1回戦で同胞の
S・グロス(オーストラリア)に敗れ、初戦で姿を消した。
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