男子テニスでエキシビションのムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード)は2日、準決勝が行われ、
R・ナダル(スペイン)が
A・マレー(英国)に2-6, 0-6のストレートで敗れ、決勝進出とはならなかった。
両者はツアー大会では過去に20度対戦しており、対戦成績は15勝5敗とナダルがリードしている。
世界ランク3位のナダルは、11月上旬に虫垂炎の手術を行い、その後痛めていた腰の怪我の治療法として幹細胞治療を受け、最終戦を欠場して2014シーズンを終えており、2015年1月からツアー復帰することとなっていた。今回がナダルにとって復帰戦となるも、勝利を飾ることは出来なかった。
《ナダル治療の記事はこちら》一方、勝利したマレーは、準々決勝で
F・ロペス(スペイン)を2時間29分の接戦の末に下し、準決勝に駒を進めた。準決勝ではナダルに2ゲームしか与えず、完勝で決勝進出を決めた。
《マレー 準々決勝の記事はこちら》マレーはこのエキシビションで、初めて開催された2009年1月の第1回大会で優勝しており、今回は2度目の優勝をかけて決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
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