13日、「空旅 .com HEAT JAPAN(スーパーエキシビションマッチ)」がMTSテニスアリーナ三鷹で行われ、
添田豪(日本)や
守屋宏紀(日本)、
西岡良仁(日本)、
内山靖崇(日本)、
鈴木貴男(日本)が出場し、セッション2では鈴木貴男と添田豪のシングルスが行われた。
鈴木のサービス&ボレーと添田のストローク、パッシングショットが光る試合は第4ゲームで鈴木が先にブレークを許し、添田の一方的な展開になるかと思うが、第7ゲームでブレークバックに成功。
その後は両者サービスキープが続きタイブレークに突入。2ポイント目で鈴木はミニブレークを許し、鈴木は3-4まで持ちこたえるもボレーミスもあり3ポイント連取され3-7で敗れた。
勝利した添田豪
試合を終えて、添田は「貴男さんのようなプレースタイルの選手とやるとすごい駆け引きがあって、試合も集中できて楽しめます。ここまでボレーが上手い選手もいないので、良いリターンを返しても、いいとこに返ってくるので次をどうするのかという駆け引きが楽しめます。」
好調のサービスについて、「まだ自分では物足りないですが、いいところで入ってくれました。もう少し確率を高めたいです。」と話した。
一方、鈴木は「楽しかったのですが同じチームの西岡選手、負けてしまってごめんなさい。最初ブレークされたとこまで去年ここで対戦した時に比べより速く、攻撃的になっていて、ちょっとでも彼(添田)が良い球を打つとプレッシャーをかけてくるのでなかなか休ませてもらえませんでした。」
チャレンジャー優勝回数16回が添田と並んだことについて「知っていました。僕がこれから優勝することはあまりに難しいので添田選手に抜いてもらいたいです。このプレーを続ければもっとランキングも上がると思います。」と話した。
ボレーをする鈴木貴男
シングルスを終えて鈴木と添田はMTSテニスアリーナ三鷹のコーチとタイブレークのダブルスを行った。
ダブルスの風景
試合中は鍋島昭茂氏の実況と
増田健太郎(日本)コーチ、試合出場していない選手、
瀬間詠里花(日本)や
関口周一(日本)らも会場に訪れ、解説と冗談がコートサイドで繰り広げられ、選手と会場を沸かせた。
このイベントは13、14日と2日間行われ、1日2セッション合計4セッション行われ、最も成績の良い選手が優勝となる。
また当初、
杉田祐一(日本)が出場を予定していたが怪我のため欠場、代わりに西岡良仁と鈴木貴男がチームとなり出場。西岡が1・3セッション、鈴木が2・4セッションに出場を予定している。
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