男子テニスの今季最後を飾るATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ ロンドン、賞金総額650万ドル/ 優勝賞金総額192万ドル)は9日、グループAとグループBの予選ラウンドロビン1試合がそれぞれ行われ、グループBからは
錦織圭(日本)が登場。世界ランク6位の
A・マレー(英国)と対戦する。
両者は過去に3度対戦しており、対戦成績は0勝3敗と今までの対戦で錦織はマレーに全敗している。
直近の対戦は2013年のブリスベン国際男子準決勝で、その時は錦織が途中棄権を申し入れたため敗れている。
錦織は先日行われたBNPパリバ・マスターズの準々決勝で
D・フェレール(スペイン)を下し、大会初のベスト4進出とアジア勢男子初の最終戦出場を決めた。
《錦織 最終戦出場「素直に嬉しい」》今季は2月のアメリカ国際インドアテニス選手権、4月のバルセロナ・オープン・サバデル、9月のマレーシア・オープン、10月の楽天ジャパン・オープンと4勝をあげ、さらに今年の全米オープンでは、決勝で
M・チリッチ(クロアチア)に敗れるもアジア勢男子初となるグランドスラム初の準優勝という快挙を達成した。
一方、錦織と対戦するマレーは、過去同大会に2008年から2013年と6年連続で出場を決めている。昨年は出場を決めていたが、腰の手術の影響で欠場を余儀なくされていた。
《マレー 欠場の記事はこちら》今回は先日行われたBNPパリバ・マスターズ3回戦で
G・ディミトロフ(ブルガリア)を下して最終戦出場の切符を自らの勝利でものにした。
両者の試合は、日本時間11月9日23時以降(現地時間11月9日14時以降)に開始する予定で、第2試合に組まれている。
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