男子ツアー最終戦の『バークレイズATPワールドツアー・ファイナル』は、男子プロテニス・ツアーのシーズンのフィナーレとして11月9日から16日にかけて開催される。この大会は、シングルスとダブルス共に、シーズン獲得ポイントの上位8名と8組のみに出場権が与えられ、この大会の出場権を世界ランク7位の
錦織圭(日本)が自らの勝利で勝ち取った。
《錦織 最終戦出場「素直に嬉しい」》大会はイギリスはロンドンにあるO2アリーナで開催され、4選手ずつ2グループに別れ予選ラウンドロビンが行われる。予選では各選手が3試合ずつ行い、各チームの上位2選手の4名が決勝トーナメントへと進出し、準決勝、決勝が行われるシステム。
過去同大会では、2012年の決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)が
R・フェデラー(スイス)を、2013年は決勝で
R・ナダル(スペイン)を下して2連覇を達成している。
フェデラーは2003・2004・2006・2007・2010・2011年と6度の栄冠に輝いている。
シングルスの優勝者には総額192万ドル(約2億1500万円)が贈られ、さらに予選3試合全てを勝利し優勝すると、チャンピオンには1,500ポイントが与えられる。大会の賞金総額は650万ドル(6億7200万円)。
出場選手8名は以下の通り。
【出場選手】
N・ジョコビッチ
R・フェデラー
S・ワウリンカ(スイス)錦織圭
A・マレー(英国)T・ベルディヒ(チェコ共和国)M・ラオニチ(カナダ)M・チリッチ(クロアチア)
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