男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード、賞金総額約345万ユーロ/優勝賞金約57万ユーロ)は28日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク1位でディフェンディングチャンピオンでもある
N・ジョコビッチ(セルビア)は
P・コールシュライバー(ドイツ)を6-3, 6-4で下し、息子のステファンが誕生して初の試合で勝利を果たした。
第1シードのジョコビッチは第1セットを5-1でリードし、第2セットの最初のゲームでブレークを果たすことが出来た。
「今日の試合は非常に良かったと思います」とジョコビッチが言った。「フィジカル的にはちょっときつかったです。そもそも、タフな2週間でしたね」と続けた。
彼は妻のエレナと新生児のステファンを残して、パリへ試合に1人で行った。
試合後、ジョコビッチはTVカメラの画面にセルビア語でいくつか言葉を書いた。
何を書いたかを尋ねたところ、「私は息子に、彼のことを愛してると彼のために戦っているというメッセージを送ったんだ」と笑顔で答えた。
また、ジョコビッチの両親は試合後にジョコビッチにお祝いしにきていた。
「両親が応援にきてくれて本当に嬉しかったです。彼らは普段はあまり試合に来ないですから」とジョコビッチが語った。「私がキャリアを始めた頃は、ほぼ毎回のグランドスラムに来ていたのですが、最近はいろいろ忙しそうですのでなかなか来なくなったのです」とコメントした。
勝利したジョコビッチは、3回戦で
G・モンフィス(フランス)と第13シードの
J・イズナー(アメリカ)の勝者と対戦する。
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