男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード、賞金総額約345万ユーロ/優勝賞金約57万ユーロ)は29日、シングルス2回戦に日本人初の最終戦出場を狙う第6シードの
錦織圭(日本)が登場し、元世界ランク5位で32歳ベテランの
T・ロブレド(スペイン)と対戦する。
両者は過去に2度対戦しており、対戦成績は2勝0敗と錦織が全勝している。
1番最初の対戦となった2012年の楽天ジャパン・オープンは、錦織が逆転で勝利をおさめている。直近の対戦となったのは、2013年のブリスベン国際男子2回戦で、その時は錦織がストレートでロブレドを下した。
《楽天ジャパン・オープン時の対戦記事はこちら》《ブリスベン国際男子時の対戦記事はこちら》錦織は、マレーシア・オープン、楽天ジャパン・オープンと自身初の2週連続優勝を果たした。しかしその後の上海マスターズは、連戦による疲れからかいつも通りのプレーが出来ず初戦となる2回戦で姿を消し、さらに先週出場予定だったバレンシア・オープンを欠場した。
今回が上海マスターズ初戦敗退後、初めての試合となり、最終戦初の出場を狙う錦織は今大会でベスト4以上の成績を残すと出場が確定する。
一方、錦織と対戦するロブレドは、先週行われたバレンシア・オープン決勝で
A・マレー(英国)と対戦し、5度もマッチポイントが訪れるも、ものに出来ず準優勝に終わった。
《ロブレド準優勝の記事はこちら》さらに、9月のシンセン・オープン決勝でもマレーと対戦し、逆転の末に準優勝となっているが、いずれも準優勝とロブレドは5週間で2度の決勝進出を果たす好調ぶりを見せている。
錦織とロブレドの試合は、10月29日19時以降(日本時間の10月30日午前3時以降)に始まる予定で、コート1の第6試合に組まれている。
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