男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード、賞金総額約345万ユーロ/優勝賞金約57万ユーロ)は28日、シングルス1回戦が行われ、元世界ランク5位の
T・ロブレド(スペイン)が
V・ポスピシル(カナダ)を6-3, 4-6, 7-6 (7-5)のフルセットで下し、2回戦進出を決めた。
この試合、ロブレドはファーストサービスが入った時66パーセントの確率でポイントを獲得し、ポスピシルに13度のサービスエースを決められるも、3度のブレークチャンスを全て活かし2時間10分で勝利した。
第1セットはポスピシルのサービスの入りが悪く、ロブレドが2度のブレークに成功してリードするも、第2セットに入り、ポスピシルは調子を上げ、ロブレドはポスピシルのサービスからわずか2ポイントしか取ることが出来ず、1度のブレークを許し試合はファイナルセットにもつれる。
第3セットでもロブレドはポスピシルのサービスに苦しめられるが、タイブレークまでもつれた末に競り勝った。
両者は初対戦となる。
ロブレドは26日まで行われていたバレンシア・オープンで決勝に進み、9月に行われたシンセン・オープン決勝に続き
A・マレー(英国)と対戦する。
シンセン・オープンでは5度のマッチポイントを活かすことが出来ず逆転で敗れたが、バレンシア・オープンでも5度のマッチポイントをしのがれ、3時間20分の激戦の末に準優勝で終えた。
《ロブレドvsマレー バレンシア・オープン決勝》いずれも準優勝とするもロブレドは5週間で2度の決勝進出を果たす好調ぶりを見せている。
勝利したロブレドは2回戦で第6シードの
錦織圭(日本)と対戦する。
ロブレドと錦織は3度目の対戦となり、これまでの対戦は0勝2敗でロブレドが負け越している。
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