今年の11月9日から開幕する男子テニスツアーのATPワールドツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)。この大会は、今季の大会獲得ポイント上位8名が出場でき、ATPツアーの最後を飾る。
10月27日付で発表された今季の大会獲得ポイントランキング上位8名は以下の通り。
■1位…
N・ジョコビッチ(セルビア)(9,010)
■2位…
R・フェデラー(スイス)(8,520)
■3位…
R・ナダル(スペイン)(6,835)
■4位…
S・ワウリンカ(スイス)(4,805)
■5位…
A・マレー(英国)(4,295)
■6位…
錦織圭(日本)(4,265)
■7位…
M・チリッチ(クロアチア)(4,150)
■8位…
T・ベルディヒ(チェコ共和国)(4,105)
また、出場の可能性がある11位までは以下の通り。
■9位…
D・フェレール(スペイン)(3,865)
■10位…
M・ラオニチ(カナダ)(3,840)
■11位…
G・ディミトロフ(ブルガリア)(3,555)
となっている。
前回から3つあげて5位に浮上したマレーは、先日行われたバレンシア・オープン決勝で
T・ロブレド(スペイン)と対戦し、5度のマッチポイントを与えるもそれをしのぎ、大会5年ぶり2度目のタイトル獲得を果たした。
《マレー優勝の記事はこちら》スイス・インドア決勝で
D・ゴファン(ベルギー)を下し、3年ぶり6度目の優勝を飾ったフェデラーは、1位のジョコビッチとの差を490ポイント差とした。
一方の錦織は、先週出場予定だったバレンシア・オープンを欠場し、27日から行われるBNPパリバ・マスターズに第6シードとして出場。初戦となる2回戦で元世界ランク5位のT・ロブレドと
V・ポスピシル(カナダ)の勝者と対戦する。
《錦織は第6シード 最終戦決めるか》また、最終戦ランク3位のナダルは、最終戦出場が確定していたものの、10月初旬から患っている虫垂炎の手術を11月3日に受けることを決断した。これにより、ナダルはBNPパリバ・マスターズ、ATPワールドツアー・ファイナルを欠場。今季の活動を今週で終わりにすると発表した。
《ナダルが手術 最終戦は欠場》現段階で出場が確定しているのは、ジョコビッチ、フェデラー、ナダル、ワウリンカ、チリッチの5選手となっていたが、ナダルの欠場により残りの枠が1枠増えた。
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