27日から行われる男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード)のドローが発表され、現在最終戦ランク5位の
錦織圭(日本)が第6シードとして出場することとなった。
今大会の第16シードまでは1回戦免除のため、第6シードの錦織圭は2回戦からの登場となる。
初戦となる2回戦で、錦織は元世界ランク5位の
T・ロブレド(スペイン)と
V・ポスピシル(カナダ)の勝者と対戦する。
世界ランク21位のロブレドと錦織は過去に2度対戦しており、対戦成績は2勝0敗と錦織が全勝している。
直近の対戦は、昨年のブリスベン国際男子2回戦で、その時は錦織がストレートで勝利している。
《錦織vsロブレドの記事はこちら》世界ランク44位のポスピシルと錦織はまだ対戦したことがなく、今回ポスピシルが勝ち上がった場合、初めての対戦となる。
また、シード勢が順当に勝ち上がった場合、錦織は3回戦で第10シードの
JW・ツォンガ(フランス)と、準々決勝で第4シードの
D・フェレール(スペイン)と対戦する可能性がある。
最終戦ランク5位の錦織は、マレーシア・オープン、楽天ジャパン・オープンと自身初の2週連続優勝を果たし、最終戦出場に大きく前進した。
しかしその後の上海マスターズは、連戦による疲れからかいつも通りのプレーが出来ず、初戦となる2回戦で姿を消した。
現在行われているバレンシア・オープンに出場予定だった錦織だが、欠場しており、27日から行われるBNPパリバ・マスターズでの成績が日本人初の最終戦出場に必須となってくる。
今大会の上位シード勢は、第1シードに
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードにR・フェデラー、第3シードに
S・ワウリンカ(スイス)、第4シードにフェレール、第5シードに
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、第6シードに錦織、第7シードに
M・ラオニチ(カナダ)、第8シードに
A・マレー(英国)となっている。
■関連記事■ ・波乱 ナダルが17歳に敗れる・ラオニチ 同世代対決制せず・フェデラー ディミトロフ下す・大会開催で400億円の経済効果・マレー 大会5年ぶり優勝に前進
■関連動画■ ・ジョコビッチvsガルシア=ロペス【モンテカルロ・マスターズ】・ナダルvsフェレール【モンテカルロ・マスターズ】