男子テニスで世界ランキング7位の
錦織圭(日本)が自身のブログでバレンシア・オープンを欠場した事ついて綴っている。
「無理をすれば出れたとは思いますがアジアでの疲労がけっこう出てたのでここは体を回復させることを優先して、怪我につながることは絶対に避けたかったので。」と、マレーシア・オープン、楽天ジャパン・オープン、上海マスターズの3週連戦による疲労が蓄積していたことを明かしている。
錦織はマレーシア・オープン、楽天ジャパン・オープンで自身初の2週連続優勝を飾り、2週間で9試合をこなす。
楽天ジャパン・オープン2回戦、
D・ヤング(アメリカ)との対戦を終え、主催者推薦として
内山靖崇(日本)と組み、出場していたダブルス準々決勝を同日に予定していたが、右臀部の痛みから棄権を申し入れている。
その後、
J・シャーディ(フランス)との準々決勝以降で錦織は試合中に必ずトレーナーを呼びマッサージを行い、
M・ラオニチ(カナダ)との決勝では1セット終えるたびにメディカルタイムアウトを要求するほどだった。
《錦織 楽天ジャパン・オープン2度目の優勝》楽天ジャパン・オープン優勝し休む間もなく上海に移動した錦織は、初戦となる2回戦で
J・ソック(アメリカ)にストレートで敗れた。
《錦織vsソック 上海マスターズ2回戦》上海マスターズで準優勝以上の成績を残していた場合、11月9日から開幕する今季の大会獲得ポイント上位8名が出場することが出来るATPワールドツアー・ファイナルの出場が確定していたが、現段階でも錦織の出場は確定していない。
「今週はしっかり練習とトレーニングを念入りにやり、臀部のリハビリもかなりやりました。」と綴った錦織は22日にパリに移動し、BNPパリバ・マスターズでの好成績、そしてツアー最終戦初出場を狙う。
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