男子テニスツアーのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、ハード、賞金総額約59万ユーロ/優勝賞金約9万4千ユーロ)は16日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
A・マレー(英国)が
V・ポスピシル(カナダ)を6-4, 6-4のストレートで下し準々決勝進出を決めた。
今大会は上位4シードまでが1回戦免除されているため、マレーはこの2回戦が初戦となる。
この試合、マレーはファーストサービスが入った時78パーセントの確率でポイントを獲得し、ポスピシルの武器であるサービスエースを3本に抑え、3度のブレークに成功し1時間39分で勝利した。
両者は初対戦となり、勝利したマレーは準々決勝で
J・シュトルフ(ドイツ)と対戦する。
マレーはポスピシルに勝利した事により、通算勝利数を470勝とし、
F・サントロ(フランス)に並んだ。
通算勝利数最多は
J・コナーズ(アメリカ)の1,253勝が最多で、現役では
R・フェデラー(スイス)の984勝が3位につけている。
16日に行われたシングルス2回戦の結果は以下の通り:
○
D・フェレール(スペイン)(1) vs ●
T・カムケ(ドイツ) 7-5, 6-1
○
B・ベッカー(ドイツ) vs ●
R・ハーセ(オランダ) 6-4, 6-3
○
V・トロイキ(セルビア)(QF) vs ●
L・ロソル(チェコ共和国)(5) 6-3, 6-2
○
T・ベルッチ(ブラジル) vs ●
F・ロペス(スペイン)(3) 6-7 (9-11), 6-1, 6-4
○J・シュトルフ vs ●
S・スタコフスキ(ウクライナ) 7-6 (8-6), 2-6, 7-6 (7-3)
○A・マレー(2) vs ●V・ポスピシル 6-4, 6-4
■関連記事■ ・マレー 最終戦を視野に初V狙う・ラオニチ初戦敗退 最終戦は暗雲・元世界3位 ダビデンコ引退・フェデラー 年間王者なるか・デル=ポトロ 復帰は先延ばし
■関連動画■ ・今シーズンの序盤を振り返る・チリッチの多忙な1日に密着