男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は4日、シングルス準決勝に第4シードの
錦織圭(日本)が登場し、決勝進出をかけて
B・ベッカー(ドイツ)と対戦する。
両者は過去に2度対戦しており、錦織とベッカーの対戦成績は1勝1敗となっている。今回が3度目の対戦となる。
錦織は今大会、1回戦で
I・ドディグ(クロアチア)、2回戦で
D・ヤング(アメリカ)、準々決勝で
J・シャーディ(フランス)を下しての勝ち上がりとなっている。
過去同大会で錦織は、2012年の決勝で
M・ラオニチ(カナダ)を下して大会初の優勝を飾っており、昨年は準々決勝で
N・アルマグロ(スペイン)に敗れてベスト4進出を前に姿を消した。
《昨年同大会の記事はこちら》また、今大会のダブルスに錦織は
内山靖崇(日本)と組んで主催者推薦枠で出場。1回戦で
M・フィルステンベルク(ポーランド)/
TH・フェイ(フィリピン)組を下すも、
M・グラノジェルス(スペイン)/
M・ロペス(スペイン)組との準々決勝を錦織の体力面を考慮し棄権となった。
《ダブルス棄権の記事はこちら》一方、錦織と対戦する33歳のベッカーは、今大会の1回戦で
J・ニエミネン(フィンランド)、2回戦で
伊藤竜馬(日本)、準々決勝で
J・ソック(アメリカ)を下して錦織との準決勝に駒を進めた。
過去同大会では、2006年の準決勝で
R・フェデラー(スイス)に敗れるもベスト4進出を決めており、昨年は予選を勝ち抜いて本戦出場。本戦1回戦では、アルマグロに敗れて2回戦進出とはならなかった。
錦織とベッカーの試合は10月4日の第2試合に組まれており、12時から開始するラオニチと
G・シモン(フランス)の第1試合終了後に行われる予定。
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