男子テニスツアーのチャイナ・オープン男子(中国/北京、ハード)は3日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が
M・クリザン(スロバキア)に7-6 (9-7), 4-6, 3-6の逆転で敗れ、ベスト4進出を逃した。
両者は今回が3度目の対戦で、ナダルとクリザンの対戦成績は2勝1敗となった。
直近の対戦は、今年のウィンブルドン1回戦で、その時はナダルが逆転で下して2回戦進出を決めた。
《ウィンブルドン時の記事はこちら》この試合、ナダルはファーストサービスが入った時に73パーセントの確率でポイントを獲得し、クリザンのサービスゲームを3度ブレークに成功するも、それを上回る5度のブレークを許して2時間37分で敗れた。
ナダルは7月下旬に右手首の怪我をし、8月のマスターズ2大会と全米オープンの欠場を余儀なくされた。
今大会がツアー復帰戦となったナダルは、シングルス1回戦で
R・ガスケ(フランス)、2回戦で
P・ゴヨブジク(ドイツ)をストレートで下す好スタートを切るも、クリザンに敗れてベスト4を前に姿を消した。
また、今大会でナダルは、
P・アンドゥハル(スペイン)と組んでダブルスに出場するも、1回戦で
T・ベルディヒ(チェコ共和国)/
J・イズナー(アメリカ)組に敗れた。
過去同大会でナダルは、2005年に優勝を飾っており、昨年は決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れて準優勝となった。
勝利したクリザンは、第3シードのT・ベルディヒと対戦する。
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