男子テニスツアーのチャイナ・オープン男子(中国/北京、ハード)は3日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)が第8シードの
J・イズナー(アメリカ)を6-1, 6-4のストレートで下し、2年連続、3度目の準決勝進出を決めた。
この試合ベルディヒはファーストサービスが入った時72パーセントの確率でポイントを獲得し、イズナーに9度のサービスエースを許すも3度のブレークに成功し、1時間14分で勝利した。
両者は8度目の対戦となり、ベルディヒはイズナーに6勝2敗とした。
ベルディヒは2011年の同大会決勝で
M・チリッチ(クロアチア)を破って優勝を飾っており、昨年はナダルに敗れベスト4としている。
現在世界ランク6位のベルディヒと7位の
錦織圭(日本)とのATPポイントの差はわずか90ポイント差とし、ベルディヒは楽天ジャパン・オープンで準決勝進出を決めた錦織に現段階のポイントで並ばれた。
さらに今後の両者の対戦成績によっては、ランキングが入れ替わる可能性がある。
勝利したベルディヒは準決勝で予選勝者の
M・クリザン(スロバキア)と第2シードの
R・ナダル(スペイン)の勝者と対戦する。
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