男子テニスツアーのチャイナ・オープン男子(中国/北京、ハード)は3日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第5シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-2, 6-4のストレートで下し、同大会3年連続のベスト4進出を決めた。
両者は今回が6度目の対戦で、ジョコビッチはディミトロフとの対戦成績を5勝1敗とした。
直近の対戦は、今年のウィンブルドン準決勝でも対戦しており、その時はジョコビッチが接戦を制して決勝進出を決めた。
《ウィンブルドン時の記事はこちら》この試合、ジョコビッチはファーストサービスが入った時に79パーセントの確率でポイントを獲得。さらに、ディミトロフのサービスゲームを5度ブレークに成功して1時間30分で勝利を手にした。
準決勝でジョコビッチは、第4シードの
M・チリッチ(クロアチア)と第6シードの
A・マレー(英国)の勝者と対戦する。
ジョコビッチは、過去同大会で2009・2010・2012・2013年と4度出場しており、出場した年すべてで優勝とジョコビッチにとって相性の良い大会となっている。
今回ジョコビッチは、大会5度目の優勝と3連覇を狙う。
一方、敗れたディミトロフは、過去同大会で2011年と2013年に出場しており、いずれも1回戦で敗れている。今回は大会初のベスト4入りを狙うも、王者ジョコビッチに敗れることとなった。
先日行われた全米オープンでは、4回戦で
G・モンフィス(フランス)に敗れてベスト8進出とはならなかった。
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