男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は3日、シングルス準々決勝が行われ、
G・シモン(フランス)が
S・ジョンソン(アメリカ)を7-6 (7-4), 6-1のストレートで下し、準決勝進出を決めた。
この試合、シモンはファーストサービスが入った時73パーセントの確率でポイントを獲得し、ジョンソンから3度のブレークに成功し1時間29分で勝利した。
この日は強い風が吹く中試合が行われ、第1セット第4ゲームでシモンが先にブレークに成功するが、終盤第8ゲームでブレークバックを許す。
第1セット後半からポイントを取りきれないシモンはフラストレーションをため、ボールを叩きつける場面を見せる。
第10ゲーム、シモンは15-40とジョンソンに2度のセットポイントを与えるが、27回にわたるロングラリーを制し、ファーストサービスを入れデュースにする。そして、最後はセンターにサービスエースを決めピンチをしのぐ。
タイブレークに突入するとシモンが8・9ポイントを連続でミニブレークに成功し、第1セットを先取する。
落ち着きを取り戻したシモンは第2セットに入り、2度のブレークに成功し安定したプレーを見せ勝利した。
両者は初対戦となり、勝利したシモンは準決勝で
D・イストミン(ウズベキスタン)と第3シードの
M・ラオニチ(カナダ)と対戦する。
元世界ランク6位のシモンは、2年ぶり3度目の大会出場となり、初の準決勝進出となる。
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