男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)で3日に行われるシングルス準々決勝で第4シードの
錦織圭(日本)は
J・シャーディ(フランス)と対戦することが決まった。
シャーディは1回戦で
R・ラム(アメリカ)、2回戦で第7シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)を6-4, 6-4のストレートで下し勝ち進んだ。
2日アンダーソンと初対戦となったシャーディは2回戦で、ファーストサービスを83パーセントの確率で入れ、ファーストサービスが入った時79パーセントの確率でポイントを獲得し、アンダーソンから2度のブレークに成功し1時間23分で勝利した。
現在世界ランク34位のシャーディは今季、5月に行われたBNLイタリア国際2回戦で
R・フェデラー(スイス)を下しベスト8進出を果たしている。
《シャーディvsフェデラーの記事はこちら》またウィンブルドンでは
M・チリッチ(クロアチア)に敗れるもベスト16進出している。
錦織とシャーディはこれまで3度対戦し、1勝2敗と負け越している。
初対戦となる2011年3月に行われたソニー・オープン1回戦ではストレートで勝利しているが、2012年2月に行われたアビエルト・メキシコ・テルセル・オープン2回戦、2013年5月に行われたBNLイタリア国際2回戦ではいずれも敗れているが、敗れた2大会はクレーコートだが、勝利したアビエルト・メキシコ・テルセル・オープンはハードコートとなっている。
錦織は今大会1回戦で
I・ドディグ(クロアチア)、2回戦で
D・ヤング(アメリカ)をストレートで下し3年連続準々決勝進出を決め、 大会初のベスト4をかけて
内山靖崇(日本)と組み出場していたダブルス準々決勝を棄権しており、連戦による痛みか様態が気になるがシングルスに専念する。
《錦織 シングルス準々決勝進出の記事はこちら》《錦織 ダブルス棄権の記事はこちら》昨年、錦織は準々決勝で
N・アルマグロ(スペイン)に敗れベスト8としており、今年シャーディに勝つことによって世界ランク6位となる可能性が上がる。
両者の対戦は3日、センターコート3試合目に行われる。
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