男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は1日、シングルス2回戦が行われ、主催者推薦で出場の
伊藤竜馬(日本)は
B・ベッカー(ドイツ)に3-6, 3-6のストレートで敗れ、初の準々決勝進出を逃した。
伊藤竜馬は昨日の1回戦で第1シードの
S・ワウリンカ(スイス)を下す大金星を上げ勝ち進みだったが、2戦連続格上に勝利することは出来なかった。
《伊藤竜馬 ワウリンカ撃破の記事はこちら》昨日の1回戦を終え、「同じところに何回も打たなかったことが、攻めに繋がった。強い選手と戦う時は最初から最後まで強い気持ちと攻撃が必要になってくるので。やっぱりこういう選手に勝たないと自分が目指しているトップ20にはなれないと思うので、何人も勝つことによってグランドスラムで上にも行けると思います。明日も試合があるので引き続き頑張ります。」と答えており、2回戦が始まる前の意気込みでは、「昨日と同じような気持ちで戦っていきます。ランキングでは相手が上なのでチャレンジャーの気持ちで攻めていきます。」と話していた。
試合は第1セット第1ゲームからブレークを許し、第2セットもリードを許す展開となり、第7ゲームでブレークバックに成功するも直後にブレークバックを許し1時間11分で敗れた。
伊藤竜馬は序盤から果敢に攻めるも1回戦に見せたような動きの切れは無く、ベッカーのサービスに苦戦し、ストローク戦に持ち込んでもベッカーに粘られ、カウンターを受ける形となり、試合通じて27度のエラーを犯した。
伊藤竜馬は同大会の最高成績を2011・2012年の2回戦が最高としており、初のベスト8進出とはならなかった。
両者は2度目の対戦となり伊藤竜馬はベッカーに0勝2敗とし、勝利したベッカーは準々決勝で
A・ゴルベフ(カザフスタン)を下した
J・ソック(アメリカ)と対戦する。
(コメントはWOWOWから抜粋)
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