男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は3日、シングルス準々決勝が行われ、
B・ベッカー(ドイツ)が
J・ソック(アメリカ)を4-6, 6-1, 6-4の逆転で下し、大会初の準決勝進出を決め、準決勝で第4シードの
錦織圭(日本)と対戦する。
この試合ベッカーは、13度のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時76パーセントの確率でポイントを獲得し、ソックから3度のブレークに成功し1時間36分で勝利した。
両者は2度目の対戦となり、ベッカーはソックに1勝1敗とした。
ベッカーは準決勝で対戦する錦織と3度目の対戦となり、これまでの対戦成績は1勝1敗と引き分けている。
《ベッカーvs錦織 アメリカ国際インドアテニス選手権の記事はこちら》《ベッカーvs錦織 デルレイビーチ国際の記事はこちら》ベッカーは現在33歳で世界ランク62位、自己最高位は2007年に記録した38位。キャリア優勝回数は1度のみで2009年6月に行われたトップシェルフオープンで予選から勝ち上がり優勝を果たし、今年のトップシェルフオープンでは準優勝を果たしている。
また、2006年の全米オープン3回戦で
A・アガシ(アメリカ)を破り4回戦へ進出。アガシの現役最後の対戦相手だった。
《ベッカーvsアガシ 全米オープン3回戦の記事はこちら》
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